東京大学大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センターの伊藤幸彦准教授の研究グループが 日本海洋学会の2018年度日本海洋学会日高論文賞を受賞しました。
岩手県大槌沖における本研究は、海の中の内部波が伝わる様子を明らかにしたものです。内部波の作用によって海の中の栄養が運ばれるため、今後の三陸沿岸の漁業においても重要な研究成果が示されました。
受賞対象論文:
Itoh, S., H. Kaneko, M. Ishizu, D. Yanagimoto, T. Okunishi, H. Nishigaki, and K. Tanaka (2016):
Fine-scale structure and mixing across the front between the Tsugaru Warm and Oyashio Currents in summer along the Sanriku Coast, east of Japan, Journal of Oceanography, 72(1), 23-37.
受賞情報の掲載URL
http://kaiyo-gakkai.jp/jos/about/jos_awards
写真右端が伊藤幸彦准教授