東北マリンサイエンス拠点形成事業・プロジェグランメーユの参画者でもある東京大学大気海洋研究所の清家弘治 助教(海洋生態系動態部門 底生生物分野)が、平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞しました。
受賞題目:「現在および過去の海洋生態系を対象とした底生生物の研究」
■文部科学省「平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について」は以下のURLからご覧ください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/04/1369460.htm清家助教は岩手県の大槌湾や船越湾においても、大津波が海底環境と底生生物に及ぼした影響などについて、精力的に調査研究を行っています。
写真は、4月20日に文部科学省で行われた表彰式の様子です。 以下は、清家弘治助教の受賞に際しての感想です。
「この度は,このような立派な賞を受賞することができ,大変光栄に感じております.私が研究対象としている底生生物の巣穴や這い跡の重要性は今まであまり知られていなかったのですが,今回の受賞によりその内容が高く評価され大変嬉しく思っております.
本研究を遂行する上で,恵まれた研究環境を提供していただいた東京大学大気海洋研究所の皆様に深く御礼申し上げます.今回の受賞を励みにして,これからも精進を重ねて面白い研究を進めていきたいと思っています.」