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豊沢川でのサケ調査・園児たちに遭遇
約3ヶ月にわたる大槌でのサケ調査を終えて柏に帰ってきました。今年も新しい体験がたくさんありましたので、この場をかりて小出しに紹介したいと思います。
昨年10月に北上川水系に遡上するサケの血液を採取するため、花巻市にある豊沢川に行ってきました。ここのサケは北上川の河口から100㎞以上のぼってきており、1~2kmしか上らない大槌川のサケとは遺伝的にもだいぶ違うようです。
北上川鮭鱒増殖協会会長の佐藤寛冶さんが操る投網で面白いようにサケが捕まえられるのですが(写真左上)、この佐藤さん、このあたりでは魚獲りの名人として有名な方で、先ごろ農林水産省などが選考する「川の名人」に岩手県では初めて認定されました。
仕掛けた網で一気に捕まえてしまう方法とは違い時間がかかるため、4時間ほど一緒にいてサンプリングしたりただ眺めていたりしていたのですが、途中で散歩中の園児たちがやってきました。佐藤さんが丁寧に説明し、園児も興味を持って捕えられたサケを眺めたり触ったりしていました(写真右上・左下)。
このあたりに住んでいてもサケを見ることはほとんどないようで意外でしたが、大槌でも同じような感じで、さらには「サケの死骸の景観や匂いが嫌なのでサケが川に入らないようにしてほしい」なんて大人たちの要望もあるようです。
これじゃ子どもたちがサケを見ることなんかないよなぁと、サケの研究をしている身としては寂しい話ではありますが、それも仕方ないのか。
せめて子どもには食べ物としてだけではなく生き物としてのサケに触れてほしいと願う次第です。(S.N.)
記入者:
メーユ
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