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海を漂うプラスティックは有機汚染物質の運び屋?
2014年3月26日(水)、東京農工大学の高田重秀教授によるセミナー「International Pellet Watch : 海洋環境における化学物質の輸送媒体としてのプラスチック」が東京大学大気海洋研究所で開催されました。
東北マリンサイエンス拠点形成事業の参画者でもある高田教授は、大槌湾における有機物汚染の実態把握の研究で中心メンバーですが、今回のセミナーでは、プラスチックの原材料となる「レジンペレット」が海洋環境において化学物質の輸送媒体となり、これをモニタリングし分析することで環境汚染の実態把握に結びつくという、最新の研究アプローチについてうかがうことができました。
興味深かったのは、川や海に運ばれ海岸に漂着するペレット(プラスチックの粒)を分析試料として集めてエアメールで送ってもらう活動が、すでに世界中の子どもたちや一般市民の間で活発に行われていること。科学者や技術者など特別なトレーニングがなくても、誰でも研究に参加できるということで、特に欧米の小学校では環境学習の一環としてとりあげられ、たくさんのペレットが東京農工大学の研究室に届いているそうです。ペレットを集める活動をすることで、海岸に流れ着いたゴミの実態や、汚染のことが目に見えてわかることにもつながります。海ゴミを逆手にとったともいえる研究を知り、「ペレット集めをしてみたい」と思いました。(寿)
international Pellet Watchのホームページはこちら
http://www.tuat.ac.jp/~gaia/ipw/index.html
世界地図に汚染濃度が表されているので、英語が苦手な方でも感覚的にわかります。
東京農工大学の日本語の解説ページはこちら
http://www.tuat.ac.jp/~enrs/new/IPWIndex.html
記入者:
メーユ
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