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初めての新青丸②試料ゲット
途中,強風のために調査が中断したりしましたが,なんとか我々の調査場所にたどり着き,海底の泥を採取できることになりました.
船の後ろのフレームから泥を取る「マルチプルコアラー」という装置を沈めます.
500kgもあるので,沈めたり引き上げたりする時には沢山の人の手が必要です(写真1)
この装置にはパイプが取り付けられていて,海底にズブズブと沈み込み,泥を採取できるようになっています.上がってきたコアラーから泥が入ったパイプを外しているところです(写真2)
今回海底の泥採取を担当するのはどちらも身長が155cm以下の女性2人.
まず困ったことは,上がってきたコアラーにストッパーを差せない!
コアラーのてっぺんに金属の板を差し込むのですが,差込口が見えない!
これがさせないと,コアラーが壊れてしまいます.
なんとかストッパーを差し込みコアラーを着陸させます.
次なる難関はパイプ外し.結構力が要るのですが,ここはチームワ-クで切り抜けます.良かったことは,二人共小柄だったために,コアラーの中に入り込んでも狭さを感じず作業ができたことです.
外したパイプはそーっと実験室に運んで,専用の台に乗せます.
そして,徐々にパイプを下げていき,泥を1cmずつ切り分けます(写真3,4)
揺れる船の上での切り分け作業は難しいですが,なんとか1つも失敗せずに持ち帰ることができました.
今回採取した泥は,津波によって陸から運ばれたものがどこまでたどりついているか?時間の経過とともにどのように変化しているか?を調べるために実験室に持ち帰って分析します.ー続くー(N)
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