研究題目河口・汽水域及び沿岸域における河川水の混合拡散のモニタリングとそのモデル化2

調査地大槌湾

テーマ番号(各班の番号)7

研究実施者(氏名・所属)岡安章夫(東京海洋大学)

キーワード水深分布、底質分布

研究内容(目的・方法)
砂浜や河口部、周辺の浅海域では、波や流れの作用を受けて、その形状や底質が変化します。地形や底質は、その場所を利用する人々や生息生物にとって生活や住環境の基盤であり、特性やその変化を知ることはとても重要です。本調査では、超音波型の水深測量機器を用いて鵜住居川河口および砂浜前面の15m以浅の浅海域の水深分布を計測し、河川や津波によって一部を掘られた複雑な砂浜形状を把握できました。また、底質の採取により、砂浜と河口部で採取した底質は、シルトや砂などの粒径の異なる底質が分布していることが分かりました。

参考文献

  • Okayasu, A., T. Shimozono, H. Yamazaki, T. Nagai and S. Sato 2013: Severe erosion of sandbar at Unosumai river mouth, Iwate due to 2011 Tohoku Tsunami, Coastal Dynamics 2013.