研究題目河口・汽水域及び沿岸域における微生物群集を指標とした河川水の混合拡散のモニタリング

調査地鵜住居川河口域

テーマ番号(各班の番号)7

研究実施者(氏名・所属)今田千秋、寺原猛(東京海洋大学)

キーワード微生物、海水、河川水、群集組成解析、分子生物学的手法

研究内容(目的・方法)
岩手県大槌湾では、震災後の津波により湾奥部の砂州が壊滅的な状態になったことなど、生態系の変化が報告されています。また、生態系の中で微生物群集は重要な役割を担っています。一方、湾奥部の生態系は河川水による影響を受けています。そこで、河川水と湾内水との混合状態(河川水の希釈率)について、微生物群集組成との関わりを調べ、微生物を指標にして推定するため、鵜住居川河口域にてCTDによる観測と採水を行い、微生物群集組成を解析しています。

参考文献
本調査で取得されたデータは、データベースリアスで公開されている。