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鳥羽の海_1  鳥羽の海_5

 3月4日のTEAMS公開シンポジウム「東北の海の明日」に、パネルディスカッションのパネラーとして御登壇頂きました佐藤達也さん(ざっこClub代表)が、シンポジウムのご感想も含めご寄稿下さいました。
 お寄せいただいた今回の文章にも、貴重なご意見を記して下さっています。
 リンクの以下PDFファイルより、ぜひご覧下さい。

※写真は、水中カメラマンでもある佐藤さんが撮影された、鳥羽の海です(寄稿より一部抜粋)。

佐藤達也氏プロフィール.pdf
東北から東海・東南海そして世界へ向けて.pdf

2016/03/14
ニュースレター「メーユ通信」第5号を刊行しました。
http://www.icrc.aori.u-tokyo.ac.jp/teams/whats-happening/newsletter

今回の特集は、震災から5年を迎えようとしている現在、
本事業の東大グループ(プロジェグランメーユ)ではどのような観測を行ってきたのか、
そしてこれまでの調査研究を通して何がわかったのか、
また今後の課題について、その一端ではありますが、研究班ごとに報告しています。

「街歩き」のコーナーでは、食生活の上でも研究においても、
長年に渡り研究所の教職員や学生を支えて頂いている
大槌町赤浜の越田鮮魚店ご夫妻にお話をうかがいました。
ぜひご覧ください!

メーユ通信5号


第5号 1.Feb.2016
●特集:
 震災から五年、海の中は         
  これまでの観測、調査結果と、これから
●街歩き ⑤
  ここでとれる魚はおいしいの 
 素材を生かせば、お客さんは来てくれる
   越田 竜二さん・昭江さん(越田鮮魚店)
●研究者に聞く ⑤ 「海の中の栄養を調べる」 
  研究班代表  永田 俊(東京大学大気海洋研究所 教授)
●生き物図鑑 ⑤ イカ
  岩田 容子 (東京大学大気海洋研究所 講師)
●はまさんの台所 ⑤ アンキモ

2016/02/02
東北マリンサイエンス拠点形成事業の公開シンポジウムが
2016年3月4日、 東京大学農学部 弥生講堂にて開催されます。
2日~4日の国際シンポジウムに続き、最終日4日夕刻は
日本語によるシンポジウムを開催しますので、ぜひご参加下さい。 

TEAMS公開シンポジウム「東北の海の明日」

あの日から間もなく5年が経ちます。
陸上では少しずつ復興の様子が見えてきましたが、海の中はどうなっているのでしょうか。
あれだけ大きな地震と津波は海の中をどう変え、そこにかつて棲んでいた生物たち、
とりわけ私たちの食卓を賑わせてくれた様々な魚介類はどうなっているのでしょうか。
そして将来は―?
これらの疑問に関する研究者からの報告に続いて、実際に海辺で漁業や様々な活動をされてきた方、
そして学生から意見を頂き、私たちが海とどのように接していくべきかを明らかにしていく予定です。
震災後の東北の海に関心を持つ全ての方々、若い方々の参加と活発な議論を期待しています。

■主催:東北マリンサイエンス拠点形成事業(TEAMS) 文部科学省(MEXT)
■日時:2016年3月4日(金)16:00-20:00
■場所:弥生講堂 東京大学農学部 入場無料 (定員300名)
■問い合わせ 東京大学大気海洋研究所 プロジェグランメーユ
  teams@aori.u-tokyo.ac.jp
■申し込み: http://www.icrc.aori.u-tokyo.ac.jp/teams/symposium/public/ 
  当日も受け付けますが、参加登録頂けると幸いです。
  どなたでもお気軽にご参加下さい。  
【概要】
http://www.icrc.aori.u-tokyo.ac.jp/teams/symposium/public/info

■プログラム
16:00 挨拶

16:10-17:40 第一部:海からのメッセージ ―講演―
 海の攪乱      豊福高志 海洋研究開発機構
 サケから見た震災  北川貴士 東京大学大気海洋研究所
 漁場の生物の反乱  吾妻行雄 東北大学大学院農学研究科

18:00-20:00 第二部:海研究へのメッセージ ―パネルディスカッション―
 司会:瀧澤美奈子
 山根幸伸  宮古漁業協同組合理事 ―漁業者の立場から
 佐藤達也  ざっこClub代表 ―海辺での様々な活動を通して
 安藤みゆき 生物多様性わかものネットワーク ―生き物の多様性の視点から
 木島明博  東北マリンサイエンス拠点形成事業代表

TEAMSシンポジウム20160304

symposium_public.PDF

2016/01/28
みなさまご存知のように、TEAMSの国際シンポジウムが3月2−4日に東大弥生講堂で
開催されます。これに合わせて、TEAMSの全体像を示す英文の本の出版作業が進めら
れています。言うまでもなくTEAMSは今回の震災の全体像を科学的な調査研究を通じ
て明らかにするとともにそれを漁業復興に役立てようとする人類史上、ほぼ初めてと
言える歴史的事業です。簡潔ながら、この一冊をぱらぱらと見れば、世界の人々が
TEAMSの活動を概観できる、というのがこの出版のアイデアです。残念ながらまだ投
稿数が少なく、このままでは逆にTEAMSはこの程度なのかと思われてしまうことが危
惧されます。これまで全大会で発表されてきたポスター発表の内容などをもとに、是
非とも投稿をお願いします。また、このシンポジウムにポスター発表を予定されてい
る方も、その内容の投稿をお願いします。量的には2頁ですので負担は大きくありま
せん。また原著論文への投稿を予定されている場合にはその要点をテキストと簡単な
ポンチ絵などでおまとめ頂く形で結構と思います。
このため、さらに締切を25日までに変更し、その後急ぎ編集作業等を行う予定です。
みなさまのご理解と積極的なご投稿を是非お願いします。なお、投稿は
からお願
いします。
※1月16日(土)8〜13時、投稿ページのサーバが停止しますので、ご注意下さい。

木暮一啓(TEAMS AORI代表)

2016/01/12
2015年12月17日に平成27年度「岩手県三陸海域研究論文」知事表彰の表彰式がおこなわれました。

海洋生命科学部門 行動生態計測分野 博士課程の福岡 拓也さんが岩手県知事賞を、
国際沿岸海洋研究センター 生物資源再生分野の中村 乙水 特任研究員が特別賞を
それぞれ受賞しました。


岩手県知事賞:
海洋生命科学部門 行動生態計測分野 博士課程 福岡 拓也
「三陸沿岸域に夏期限定で来遊するアオウミガメ」

特別賞:
国際沿岸海洋研究センター 生物資源再生分野 特任研究員 中村 乙水
「マンボウは潜ってクダクラゲ類を食べ海面で温まる」

■平成27年度岩手県三陸海域研究論文 岩手県知事賞等受賞者の決定について
http://www.pref.iwate.jp/monozukuri/kaiyou/sanriku/041176.html

福岡拓也さん 中村乙水 特任研究員

2015/12/24
International Symposium on Restoration after Great East Japan Earthquake
-Our Knowledge on the Ecosystem and Fisheries-

2-4 March 2016, Hongo Campus, The University of Tokyo, Tokyo, Japan

Symposium Info


■Organized and sponsored by:
Tohoku Ecosystem-Associated Marine Sciences (TEAMS)
Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT)
      
■Supported by:
Otsuchi Town, Onagawa Town, Iwate Prefecture, and Miyagi Prefecture
      
■Dates:  2–4 March 2016
      
■Venue: Yayoi Auditorium and Annex, Hongo Campus, The University of Tokyo, Tokyo, Japan
      
■Aim: On March 11,2011, a huge earthquake and tsunami hit the Tohoku area in Japan, caused serious damages to the people, towns, industries and marine environments. Japanese scientists launched a 10-years project, “Tohoku Ecosystem-Associated Marine Sciences (TEAMS)” supported by MEXT in Jan 2012 and have conducted multidisciplinary research for clarifying the changes of the environments and for helping local people especially fishermen to restore their industries. Nearly 5 years have passed since the disaster. This should be a right time to summarize our current scientific knowledge and also to clarify what scientists should do for the society after such natural events detrimental to human society.
  The aims of this symposium are, first, to show the achievements of TEAMS, second to know the similar research in other countries, third to figure out future scientific issues and finally to clarify the way how scientists can contribute to the society. 
      
■Contact: Kazuhiro Kogure
 Projet Grand Maillet, Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo
■email: teams@aori.u-tokyo.ac.jp
→Details  http://www.icrc.aori.u-tokyo.ac.jp/teams/symposium/

symposium_flier

Flier.pdf

2015/12/15
TEAMSの国際シンポジウムが2016年3月2日~4日に開催されます。
ぜひご参加下さい。→ English


東北マリンサイエンス拠点形成事業 国際シンポジウム
International Symposium on Restoration after Great East Japan Earthquake
 -Our Knowledge on the Ecosystem and Fisheries-

■趣旨:
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震とそれが引き起こした津波は三陸地域の多くの街と産業、そしてそこに暮らす人々に壊滅的な打撃を与えたが、同時に、周辺の海域にも甚大な影響を及ぼしたと推定される。では地震と津波は三陸周辺海域にどのような 影響を与えたのだろうか。約5年の間に海はどのように変化し、それが漁業資源の維持や回復にどのような形で結びついたのか?
東北マリンサイエンス拠点形成事業は学際的、継続的な研究を通じてこうした疑問に答えるとともに、得られた知見を漁業復興に活かしていくことを目的として、2012年1月に開始された事業である。

本シンポジウムは、本事業を通じてこれまで得られた知見を整理し、地震と津波の海洋生態系への影響を総合的に明らかにすること、同様の研究を行ってきた海外の研究例から東北地方太平洋沖地震の特性を理解すること、そして、最終的にこのような大規模の災害に対して科学者はどのように対応し、どのような知見を得て、それを社会に対してどのように役立てていくべきかを明らかにすることを目的としている。

■主催:東北マリンサイエンス拠点形成事業・文部科学省
■後援:大槌町、女川町、岩手県、宮城県他
■日時: 2016年3月2(水), 3(木), 4(金)日
■場所:東京大学農学部弥生講堂、アネックス 


なお、4日の午前中は海外からの参加者と一部の本事業関係者らによるセッション、
午後4時から日本語による一般市民向け講演会を開催予定です。
市民向け講演会については追ってご案内いたします。
TEAMS国際シンポジウム2016

ご案内フライヤーのPDFを こちら からダウンロードできます。

参加申し込みの締め切りは以下のとおりです。
 参加登録のみの方:2月20日
 ポスター発表をされる方:1月31日
 ※発表予定の方は、1月8日までに下記の本へご投稿をお願いします。
 英語本への投稿:1月8日(金)

2015/12/14
James T. Carlton博士 特別講演のお知らせ

日本付着生物学会より、外来種問題の第一人者である米国William College名誉教授 James T. Carlton博士の来日にともない、
東日本大震災による津波にともなう漂着瓦礫がもたらした、海洋無脊椎動物の越境移動についての特別講演のお知らせがありました。

■日時:2016年2月24日(水)17:30〜18:30
■場所:東京・銀座~新橋界隈の会議室(予定)
   ※参加人数が決定次第、会場を決め、後日参加者にお知らせいたします
■発表演題:"Transoceanic Rafting Communities of Sessile Invertebrates on Tsunami Debris."
■招待講演者:Dr. James T. Carlton(米国William College名誉教授)
■参加費:無料
■主催:北太平洋海洋科学機構(PICES)、日本付着生物学会(SOSJ)

事前登録制での募集となっております。
参加ご希望の方は 2015年12月15日(火)までにお申込みください。
    
 ※詳細はこちらをご覧ください。
「参加申込書」は下記のリンクからダウンロードできます。
151202特別講演会案内申込書.docx

2015/12/09
海洋研究開発機構 JAMSTEC広報誌「Blue Earth139号」に掲載された
福田秀樹助教と西部裕一郎特任准教授の記事が
TEAMS公式サイト「メンバーに聞いてみよう!」のコーナーに公開されました。

「大槌湾の環境変化を明らかにして水産業の復興を後押しする」
東京大学大気海洋研究所 国際沿岸海洋研究センター
 沿岸保全分野 助教:福田秀樹
 沿岸生態分野 特任准教授:西部裕一郎

http://www.jamstec.go.jp/teams/j/interview/interview_e04.html

ぜひご覧ください!

2015/12/02
11月30日(月)おはよう東北(朝のニュース番組、おはよう日本の東北版)、
朝7時45分頃から、小松輝久准教授(東京大学大気海洋研究所)の南三陸町志津川湾のアマモ調査の様子が放送されます。

内容は、被災地の復興工事で、土砂流出で、海の環境に影響が出ることが懸念されているというものです。
先日放送されたNHKスペシャルに入らなかった内容です。
 

4分程の短いリポートで、
東北6県(宮城、福島、岩手、青森、山形、秋田県)向けの放送です。



2015/11/27